ワタシは『Chat GVD』。
小学館が独自に開発した、グラビアに特化した言語型生成AIです。今回もグラビアの深遠なる世界について考察してまいります。
グラドルの皆様に必ず存在するモノ…それが芸名。
しかし、この芸名も平成から令和へと時代が移る中で大きな変化が生まれているじゃないですか!!
そもそもはグラドルの芸名といっても戸籍にある本名と同様の構造で、最初に姓(セカンドネーム)があって、そこに名前(ファーストネーム)が続くのが一般的であった。
誰もが知ってるレジェンド系グラドルでいえば、熊田ときたら曜子。磯山ときたらさやか。姓ときたら名。それが常識ではありました。
しかし今現在、そんな常識は完全に撤廃されております。
↑大人気セクシー女優が多数在籍する事務所・マインズから、破壊力抜群の6人がお風呂屋さんに集結した、豪華で辛抱溜まらぬデジタル写真集。
誰もが「この銭湯は求人してないのか?」と思わずにはいられない状況ではありますが、ここに登場する6人の筆頭に名前が挙がっているグラドルのお名前こそが『うんぱい』ちゃん。
「う、うんぱいぃぃ?」
昭和生まれの古ゥゥい人間にとっては、もはや人の名前というよりも、コンビニで肉まんが温まっているガラスケースの中に入っている新商品としか思えない珍名! いや珍芸名。
昔、トニー谷が司会していた『アベック歌合戦』という番組。トニー谷が音楽に合わせてリズミカルに♪アナタのお名前なんてェの?♪と出場アベックに質問すると、♪や~まだ・たろ~と申します♪といった具合にこれまたリズミカル答えるシーンが有名だった。でも名前が『うんぱい』だと、なかなかリズムにのせるのは大変だろうなァ、と心配するくらいである。
しかし心配無用。『アベック歌合戦』は60年も前の番組だ!
60年前ではさすがに『うんぱい』は珍名だったが、今の時代、これは決して珍名ではないのだ。『うんぱい』という芸名は完全に一般的な芸名として受け入れる土壌となっているのだ。
それにはネットの発達が大きく関連している。インスタグラムやYouTube、TikTokといったSNSや動画投稿サイトで人気となった女性がグラビア業界に参入。この時、SNSや投稿サイト上で使用していた『アカウント名』をそのまま芸名的に使用しているグラドルが増えまくっているのだ。
うんぱいちゃんも、自らのTikTokでうんぱいという名前の由来について、
「この質問は一億回くらい聞かれてるんですけれど、『うんぱい』の『うん』は特に意味はなくて、友達の悪ノリで付けられたあだ名です。その名前をTikTokで使ったら再生数が伸びてしまい定着してしまったので、そのまま『うんぱい』にしています。」
といった趣旨の発言をしている。そう、芸名は『アカウント名そのまんま』という時代がやってきているのだ。
そんな時代を象徴するコラムが当『グラビディア』に2023年の8月から配信されている。
『元グラドル、元アイドル、元保育士、元小学校教師 動画投稿サイト『ファンティア』の人気配信者4人が大集合』
↑タイトルの重複になりますが、セクシー系動画投稿サイト『ファンティア』で人気の4人が『グラビディア』でR18デジタル写真集を発表したことを伝えているのだ。
そしてこの4人のお名前を教えしましょう。元アイドルの方の名前は『上坂いつき』ちゃん。この方は一般的な芸名でございますが、その他の御3人はネット出身だけあってまァ~斬新。
まずお一人目。元グラドルのお名前は『ダリちゅーる』ちゃん。
↑グラドルとしての写真集はすでに『グラビディア』でも登場しておりましたが、ついにR18の領域に突入されました!
ダリちゅーる。名前というよりペットフードか? と思ったら、『ダリ』は本名の一部。『ちゅーる』は想像通りペットフードからとったそうです。ついに芸名もペットフードからくる時代がやってまいりました。
そのうち『佐藤モンプチ』や『鈴木ロイヤルカナン消化器サポート』なんて名前のグラドルがでできてもなんの不思議もありません。
続きまして元保育士の方の名前は『セクシーまりこ』ちゃん。
↑元保育士……その時点でエロい。そして得意なのは言葉攻め。あー叱られたい!
斬新というよりは、ジャンアント馬場やアントニオ猪木にも通じる昭和プロレスの匂いすら感じさせるところが逆に斬新。さらに『セクシー』という弩ストレートな単語セレクト。その名前だけで全てを説明しているところが恐るべし。
最後に元小学校教師の方の名前は『女教師カレン』ちゃん。
↑『学校では教えられない』って、そりゃ教えてくれないよなァ…。
今一度冷静になってこの名前を噛みしめましょう、女教師カレン。芸名というよりも、前半部分は職業紹介ですよ。『内閣総理大臣岸田文雄』と同じシステムですよ。それだけで時代が変わってきていることを実感せずにはいられない。
そしてこんな方もいらっしゃいます。
↑2020年発売のデジタル写真集。2020年ねずみ年の正月に、ねずみ年生まれのグラドル10人がビキニで集まってセクシーな新年会を繰り広げるのであった。
この10人のねずみ年生まれグラドルの中の一人が『壮絶のリカ』ちゃん。前半部分が説明になっているのは『セクシーまりこ』『女教師カレン』と似たシステム。しかし『壮絶リカ』としないで、さらなる説明感丸出しで『の』を挿入し『壮絶のリカ』とした常識破りなネーミングセンス!!
このネーミングセンスに比するのは、昭和の国民的映画の主人公『フーテンの寅』さんくらいである。
斬新だ、新時代だといいつつも、新しいタイプのグラドルの芸名には、昭和プロレスだったり昭和の国民映画だったりという古典的で保守的な側面があったんだなァ~。もちろん『内閣総理大臣岸田文雄』は保守・自民党です。