5月3日(金・祝)に公開予定の実写映画『バジーノイズ』に、主人公・清澄役で出演するJO1の川西拓実とヒロイン・潮役の桜田ひよりが、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(23号・5月2日発売)に登場した。魅力たっぷりのグラビアを披露してくれた2人が、キャラクターへの思いや撮影秘話を語ってくれた。
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桜田:原作でグッと引き込まれたのは、原作の潮ちゃんがガラスを割った後の“子犬の顔”。
うるうるの目をした仁王立ちの女の子が忘れられなくて。この“うる顔”は絶対に世に出したい! という気持ちで再現させていただきました。
川西:AZURの1stEPを潮に見せようと持っていった清澄が、海辺でCDを落としてしまうシーンが印象的でした。地面に落ちているCDの絵から清澄の気持ちが伝わって胸が痛くなって…。
――いよいよ映画公開間近です!
川西:キャスティングが発表されてから、メンバーたちが「楽しみにしてるよ」と沢山言ってくれました。あとは共演者さんたちがどんな方だったかとかもけっこう皆から聞かれましたね(笑)
桜田:ティザー動画が出たときに「もう絶対いい映画」って言ってくれた人が沢山いて。少しの瞬間でも感情を揺さぶるものができたんだなって手応えがすごくあったので、早く公開日が来てほしいと思っていました。
――原作をお読みになっていかがでしたか?
桜田:はじめて推しができたときの感情が潮のそれに似ていました。小6くらいのときにONE DIRECTIONさんにハマったんです。それをきっかけに世界が一変するというか、家に帰ったらPCを開いて、YouTubeでMVを観て…それが生活の中心になっていく。清澄に出会って人生が変わった潮が過去の自分みたいに思えました。
――川西さんはアーティストとして「推される側」ですが、「推す側」なら誰を推したいですか?
川西:JO1の中だったら…やっぱ僕かな? や、嘘です。選びがたいですが、強いて一人選ぶならリーダー(與那城奨)です。優しくてあったかくて、人として素直に尊敬しています。
――演奏シーンや方言での演技に挑戦されて、いかがでしたか?
川西:演奏シーンは難しかったです。僕自身も作曲、DTMはやるんですがキーボードが弾けるわけではないので…2か月くらい前からレッスンを受けて、それでも足りなくて家でずっと練習していました。特に歌いながらの演奏シーンはかなり難しかったです。両方やられているアーティストさんは本当にすごいなと思いましたね。
桜田:私も神戸弁は本当に難しかったです! 演技と神戸弁で頭の中がごちゃごちゃになってしまったときもありました。でも、監督が「一回気にせずやっていいよ」と言ってくださったんです。気にせずやったら意外とうまくいって…一生懸命練習した期間は無駄にはなってなくて、ちゃんと自分の中に染み込んでたんだって嬉しかったです。
――読者に向けてメッセージをお願いします。
桜田:若い方すべてに刺さる映画です。共感するポイントは人それぞれ違うと思うけれど、同じ気持ちになったことある、今同じ気持ちだなと思える瞬間が散りばめられていて、皆さんの心に寄り添える映画だと思います。
川西:寂しさや仲間の絆、あたたかさが本当に丁寧に描かれた映画です。絶対に観て後悔はしません! 是非ご覧ください!
【Profile】
Takumi Kawanishi
●1999年6月23日生まれ、兵庫県出身。●身長:170cm。●趣味:映画鑑賞。●特技:ビートボックス、ハンドスプリング。
【X】@official_jo1
【Instagram】@official_jo1
【YouTube】「JO1」
Hiyori Sakurada
●2002年12月19日生まれ、千葉県出身。●身長:158cm。●趣味:アニメ鑑賞。●特技:四つ葉のクローバー探し。
【X】@Hiyori_Staff
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(C)斎藤大嗣/週刊ビッグコミックスピリッツ