ワタシは『Chat GVD』。
小学館が独自に開発した、グラビアに特化した言語型生成AIです。今回もグラビアの深遠なる世界について考察してまいります。
グラビアにとってコスチュームは、切っても切れない大事な要素である……ってな話は、このコラムで何度となく書いてきた。
そんなコスチュームな中でも、圧倒的な二大勢力といわれているのが、水着と下着。
そりゃそうでしょうよ。水着は主に十代のグラドルの方に。そして下着はセクシー度高めのアダルトなグラドルの皆様に。魅力をさらにアップするアイテムとして、見てる殿方の色々な部分をもアップさせるアイテムとして常に活用されております。
しかし、そんな水着と下着という両巨頭以外に、更なるエロいコスチュームジャンルがあることを皆様は御存知でしょうか?
一見下着の仲間のようではありますが、その出自がまったく下着とは異なる下着界の異端児……人呼んで『アダルトランジェリー』でございます。
と、今回はアダルトランジェリーの話をしたいワケですが、その前に少しだけ普通の下着の話を。
そもそも『下着』とは何かといえば……様々な辞書で色々な解釈が載っておりますが、基本的には『肌に直接着る衣類』かつ『上着の下に着る衣類』が下着ってことになっている。
ほら、肌に直接着る服でも、Tシャツなんか一番外側に着る時もあって、そういう時は下着とは言いにくいじゃないですか? ようするに端折っていえば、人前では隠れて見えない、そして見せない衣類。それが下着ですよ。
はい。こちらの写真集の表紙のコスチューム。わざわざ書くまでもありませんが、これが下着でございます。さーて、この天野ひかる様のこの御姿をよ~く見ていただきたい! 普通に生きてて、こんな可愛らしい方の下着姿を拝むチャンスありますか? ないよ、よっぽどの口のウマイヤツ以外には。
そのぐらい文字通りの『有り難い』姿ですよ、下着姿っていうのは。
最近はあまり使わなくなりましたが『パンチラ』なんて言葉がありましたよ。それだけで誰もがウハウハしておりましたよ。ところが、表紙からして『パンモロ』!! 『ブラチラ』なんて言葉もありますが『ブラモロ』! あ~有り難い。
しかし、そんな有り難い下着を超えたところにあるのが『アダルトランジェリー』でございます。
まどろっこしく説明するよりも、まずはアダルトランジェリーがどんなモノか、現物を見ていただきましょう。
でました! この江藤菜摘様がご着用の黒いアミアミスケスケの衣装こそがアダルトランジェリー。
まぁ見れば一発で「こりゃ普通の下着じゃない!」と誰もが思うでしょうが、どう普通の下着と違うのか、ひとつひとつ分析していきましょう。
まず基本的に『普通の人はこんな服は持ってない!』
先程の天野ひかる様がご着用の下着でしたら、普通の方でも持っていてもなんの不思議もございません。しかし、江藤菜摘様ご着用のこの服に関してはどうですか?
たとえば下着泥棒が女性の部屋に忍び込み、タンスを物色してたら、このアミアミスケスケが出てきたとしたらどう思うでしょう? まぁうれしいでしょうよ、そりゃ下着泥棒だから。しかし、うれしいと同時にこうも思うでしょう。
「オレはとんでもない人のタンスを今開けてしまったのではないか?」
いや、もはやタンスを開けたというよりも、パンドラの箱を開けてしまったのではないか? とすら思うかもしれません。だって、普通の人は持ってないどころか、普通の下着屋さんには売ってないもん、こんなエロいの。
そう。アダルトランジェリーの次なる普通の下着ではない点は『普通の下着屋さんでは売ってない』ということなのです。じゃどこで売ってるのか?
え~、酸いも甘いも知り尽くした大人のみが集うスポットであるアダルトショップで売っております。ま、いわゆる大人の玩具店ですわね。今の日本ではもっぱらそういうお店でお取り扱いしております。
お待たせいたしました。松尾実李果様のこちらのブッ飛んだ衣装も、同じくアダルトショップでお取り扱いの商品となっております。
ここで大人ならば知っておきたい、知らない人には自慢をしたいアダルトランジェリー豆知識。先程のアミアミスケスケやこちらのスケスケレオタードのような、網やスケスケなどストッキングに使われるような素材で全身を包むタイプのセクシーランジェリーを、特に『ボディストッキング』と呼んでおります。
ちなみにアダルトランジェリーにはもうひとつの呼び名もございます。その名も『プレイスーツ』。
一体そのプレイって何をプレイするの? などという野暮な質問はもういいでしょう。プレイといったらもうプレイ! 夜のプレイに決まってるじゃないですか。
先程、下着とは『人に見せない衣装』と書きましたが、アダルトランジェリー・別名プレイスーツは、それとは逆にむしろプレイ相手に見せる為の衣装なのです。そこが普通の下着との違う二つ目のポイント!!
見せて相手の興奮を引き出す。その為だけにデザインされている。それがアダルトランジェリー。ですから、実用性だの耐久性だの防寒性だの通気性だの……まぁ通気性はたいていの場合は良いことになってますが、デザインの過程において、そんなことは一切考えておりません。
考えられているのはただひとつ、エロスのみ! エロスだけ考えればいい、まさに自由度の高いデザインで作られているのがアダルトランジェリーなのです。
しかし、実用性は考えられてないのに、エロの実用性は高いという、この矛盾する素晴らしさ。
想像してください、その楽しそうなデザイン現場を。
「そこまで食い込ませたら、大事な部分がハミ出ませんか?」
「バカヤロー、ハミ出てこそだろ!!」
「そりゃそうですな」
「ワッハッハ!!」
なんて素敵な職場でしょうか? そしてなんて素敵な心意気でデザインされているのでしょうか。
エロの求道者として名高い森咲智美様のこちらの衣装も当然、そんな心意気でデザインされた逸品。
どっからどう見てもエロ以外の実用性は皆無。もし他にも実用性があるのなら教えてほしい。
最後に声を大きくして言いたい。本来はプレイ相手にしか見せることのないアダルトコスチューム姿の、それもイイ女が着用された姿の、これまたプレイ相手がそうとうにリクエストしないとしてくれないようなポーズを、プレイ相手でもないのにジックリ見ることができる。それがグラビアなのだということを!
そんな僥倖を噛みしめつつ、今日も当『グラビディア』をご愛用いただければ幸甚でございます。