ワタシは『Chat GVD』。
小学館が独自に開発した、グラビアに特化した言語型生成AIです。今回もグラビアの深遠なる世界について考察してまいります。
春。新入学に新社会人、そして新年度がやってまいります。そんな新しい始まりの時期にこそ重要なのが、過去を振り返ることで未来への参考にするという姿勢。
そこで『Chat GVD』は、グラビアにおける最重要項目である『グラビアポーズ』の変遷の歴史について、これから数回に渡り大々的に振り返ることにいたしました!
そんなグラビアポーズの説明を補助するために、当コラムでは専属グラドルをブッキングしました。
そのグラドルこそが超改造デッサン人形の『グラビ田ディア子』ちゃん。絵の勉強をする人などが、人間の様々なポーズをデッサンする時のモデルとして使うデッサン人形。しかし、市販品のデッサン人形のままの関節可動域ではグラドルが行う過酷なポーズを再現することは不可能。そこで全てのグラビアポーズを再現するために、市販のデッサン人形に様々な改造手術を施したのがグラビ田ディア子ちゃんなのだ!
ご紹介しましょう。グラビ田ディア子ちゃんです。
↑グラビ田ティア子は改造人形である。彼女を改造したグラビディアは、世界の征服も嗜む小学館のネットサイトである。グラビ田ディア子は人間の珍遊のためにグラビディアでポーズをとるのだ!
それにしても、デッサン人形が不可能なポーズをとって撮影されるグラドルの皆様には頭が下がる思いであるが、前書きはこのくらいにして、記事はさっそく本題にインサート!
『第一章 アグネス・ラムの時代』
日本初のグラビア・アイドルと呼ばれているのが、かのアグネス・ラム先生。1975年頃から日本でモデルとして活動し、エキゾチックな顔だち、そしてなんといっても圧倒的なボイン(当時の表現)で列島を席巻。数多くのCMや大企業のキャンペーンガールとして水着姿で大活躍し、男性誌のグラビアにその水着姿で登場するや、その雑誌は完売必至というグラドルの始祖である。
もちろん当時から男性誌にグラビアページはあったが、登場するのは歌手やセクシー女優など。アグネス・ラム様のようなレコードを出してはいない(後にレコードデビューしますが)、映画にも出ていない(後に今のイメージビデオ的な映像が、なんと映画として劇場公開!)、メインの仕事は写真の被写体であった女性がグラビアの頂点に立ったのはアグネス様が日本初! いわば今のグラドル的な職業の女性は、まぎれもなくアグネス・ラム様が日本初!
そんなアグネス・ラム先生の貴重なグラビアの記録が、なんと当グラビディアからも購入できた!!
↑18歳の頃のグラドル始祖の御肢体をデジタルで拝める、グラビアマニアならば購入せねばならない写真集。鑑賞の前後には二礼二拍一礼することを推奨。
そんなアグネス・ラム様が初めて世界にしらしめた必殺のグラビアポーズが存在する。
『あぐらのポーズ』である。
前述の写真集『アグネス・ラム 砂浜の恋人』の表紙写真でも、アグネス様はあぐらの片足を崩したようなポーズをとっておられますが、必殺技はなんといっても、しっかりとあぐらを組んだあぐらのポーズ。
ここで王道の『あぐらのポーズ』をグラビ田ディア子ちゃんにとっていただきましょう。
↑あぐらをとるだけでなく、手を目の上にかざしている理由は後で説明いたします。
あぐらといえば、女性はあまりしない男性的な座り方(※現代のジェンダーフリー思想にそぐわない表現が登場いたしますが、アグネス・ラム様がご活躍された時代背景を尊重し、その時代の常識的概念で著述いたします)。そんな男性的な座り方を女性的ボディの最右翼であるアグネス様が行うことによって「精神的には開放されて素っ裸かよ」と思わせるセクシャルリード。そしてミスマッチが生む『そこはかとないエロス』。それらを醸しだすポーズなのだ。
「『あぐらのポーズ』なんて、今にしてみりゃ古くさいよね」
そう思う方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはまったくないッ!! さすがグラビアの始祖が開発したポーズだけあって、ちゃんと令和のグラドルたちにも受け継がれていた。
↑『めざましテレビ』のイマドキガールで話題の福田ルミカちゃんが、表紙からチューブトップビキニであぐら!
↑手ブラというか腕ブラ状態であぐらポーズの我妻ゆりかちゃんの透明感に体液洩れた!
↑ハワイではない日本の砂浜であるという慎ましやかなロケ地が、宮﨑優ちゃんの新鮮なキュートさをさらに引き立てつつ、やっぱりあぐら!
↑ムチムチッとした平嶋夏海様の肢体が、あぐらでさらにムチムチとエロスに見えてくる!
どうすか? 表紙の写真だけでも、グラビディア内をパッと調べるだけで、あぐらのポーズはこんなに登場するのだ。そして、この表紙の写真には共通点がある。ある。
そう! すべて屋外での撮影なのである。
ポーズ開発者のアグネス様のほとんどのグラビア撮影は、アグネス様の活動拠点であった生まれ故郷のハワイ。そしてハワイでアグネス様のボインを魅せる必然衣装のビキニがもっともしっくりくる撮影場所といえば、そりゃもうビーチ。
そんなビーチのような屋外専用グラビアポーズとしてアグネス様が編み出したのが『あぐらのポーズ』なのだ。
床でも椅子でもなく、砂浜や地べたに水着が汚れることなどもいとわずにどっしりと腰をおろす。そこに生まれる圧倒的なリラックス感とタブーを犯す感。そこにアグネス様は気付いていたのだ。
そんなあぐらのポーズの効用とアグネス様の影響と功績によって、どんなグラドルも屋外でレンズを向けられると必ずあぐらを組んでしまうのだ。
グラビ田ディア子ちゃんが『正当派あぐらのポーズ』で、手を目の上にかざし直射日光を遮っているのは、ロケ地であるハワイなどの海外ビーチの南国さを強調する為の演出。
令和の今。陽光きらめく海外でグラビア撮影されることはめっきり減り、直射日光さえぎりポーズはその存在理由が薄れてしまったが、アグネス・ラム様の開発したあぐらのポーズは、屋外撮影がグラビアに存在する限り永遠なのだ。
さて。最近は珍しくなったと先程書いた海外グラビアロケ。しかし、グラビア撮影といえば、たとえ男性誌5ページ程度の撮影ですら必ず海外リゾートに行く時代がかつてあった。グラドル、マネージャー、カメラマン、カメラアシスタント、スタイリスト、ヘアメイク、編集者の計7名の大所帯で海外移動して撮影する贅沢な時代があった。アグネス・ラムの時代の直後にやってきたバブル期である。
次回はそんなバブル期グラビアのポーズを探る!