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【インタビュー】佐藤詩織の3回目となる個展「 TOU(トウ)」展が開催

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2024/03/29

佐藤詩織の3回目となる個展「 TOU(トウ)」展が、3/30(土)・3/31(日)に原宿のChromatic Galleryにて開催。この展覧会は、陶器を用いてさまざまな手法で「花」を表現した 佐藤詩織の「陶芸アーティスト」として初の個展となる。

当グラビディアが発売イベントに際し密着取材を行った、写真集『月刊佐藤詩織・旅』『アートブックコレクション佐藤詩織 旅のしおり』を発売してから2年が経過した。

写真集イベントの密着取材はこちら>

今回、彼女が陶芸アーティストに至るまでの経緯や個展への想いに迫った。

「TOU(トウ)」展に込めた想い

—写真集を発売して2年経ったいまの佐藤さんにとって、『月刊佐藤詩織・旅』『アートブックコレクション佐藤詩織旅のしおり』はどういう存在でしょうか?

写真集を制作していただいてから、初めてお会いする方にもその話をしてもらえたり、すごく大切な宝物のような存在です。

『月刊佐藤詩織・旅』『アートブックコレクション佐藤詩織旅のしおり』は、私の飾らない素の表情がたくさんつまっていますし、随所にこだわりのアートが描いてあります。

あの時の等身大の佐藤詩織が詰まっているので、たまに見返したりしています。

—この2年の佐藤さんの中での変わったことと変わらないことを教えてください。

変わったことは、留学を通して自分の本当にやりたいことを見つけられました。こうやって生きていきたいとか、自分にとって大切にしていきたいことやものがより明確になったなと思います。

変わらないことは、official髭男dismさんへの絶大な愛です。日を追うごとに愛が強くなりすぎて、もうどうすればいいのかわかりません(笑)。

—今回の「TOU(トウ)」展に込めた想いを教えてください。

「陶芸アーティスト」として初めての個展となります。イギリスでの留学を経て、やっと自分のやっていきたいことに出会えました。帰国後から、栃木・益子の陶芸家さんの元で修行を重ね、やっと思い通りの作品たちが出来上がりました。

スタートダッシュとなる本個展は、『花』をテーマに、「飾れる絵画作品のような陶芸作品」を作りました。ぜひ、生で見て感じていただけたら嬉しいです。

—特にお気に入りの作品はありますか?

『TOU KA』という作品です。この作品は、「飾れる絵画作品のような陶芸作品」をテーマに制作しました。キャンバスにアートが描かれているアート作品を、全て陶器で表現し、額装までするアウトプットにしました。陶器をアート作品のように身近に感じていただけたら幸いです。

—個展の準備から開催に至るまでのお話を伺わせてください。

陶芸作品は土で形を形成してから焼き上がるまでに、4.5工程あり、完成には1ヶ月以上を要します。頭の中にあるイメージが、日を追うごとにどんどんと自分の手の中で形になっていくさまが、ゾクゾクしました(笑)。

今回は、作品を置く什器や展示会場のレイアウトデザイン、グッズ制作に至るまで完全自己プロデュースなので、全工程が楽しかったです!

—逆に苦労したことはありますか?

先ほどお話しした『TOU KA』という作品を「飾れる絵画作品のような陶芸作品」をテーマに忠実に再現するために、壁に飾るための機構を考えるのが大変でした。重量もかなりある上にセンシティブで絶対に落ちてはいけない。だけど陶器自体に穴を開けたりすることができないため、什器作りを協力してくれた友人と何度もディスカッションを重ね、考えました。ぜひ会場で生でご覧いただけたら嬉しいです!

—佐藤さんが陶芸に出会ってからハマるまでどのような経緯でしたか?

初めて陶芸を体験したのは、2022年の秋くらいだったと思うのですが、幼少期を泥団子作りで過ごしてきた私にとって、陶芸に興味を持つのは今思えば必然だった気がします。土の含水量やディテールにこだわったり、幼い時から陶芸のルーツがありました。初回で完全に陶芸に夢中になり、それから金沢や益子や都内でも通いました。

—陶芸アーティストとして活動する思いや目標などを伺わせてください。

たくさんの伝統ある陶器を作っていらっしゃる方がたくさんいます。そして陶芸という世界もまた奥深く、知れば知るほど表現の可能性が無限大なことに驚きます。私にしかできない表現と世界観で、「陶芸」そして「陶器の可能性」を伝えられるような作品をたくさん作っていきたいです。そして、誰かの生活のほんの些細なひとときに彩りを添え、寄り添えるような作品を生み出していきたいです。

—これまで陶芸に限らず、絵やデザイン、ダンスや歌で「表現すること」を続けられていますが、「表現すること」は佐藤さんにとってどのようなことなのでしょうか?

自分が自分らしく生きることの全てだなと実感しています。そして、私にとって他者と関わっていく時の一番のツールです。言葉で伝えることよりも容易く、思っていることを伝えられる気がしていて、日々助けられています。

「 TOU(トウ)」展の詳細はこちら>

佐藤詩織 profile

1996年11月16日、東京都生まれ。 身長:162cm。 武蔵野美術大学卒業。 デザイナー/クリエーター/アーティスト/ダンサーと多岐に活躍中。

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