
今春、SNSに〈2026はセクシーでエネルギッシュな姿をたくさんお魅せしますね〉と綴った武田久美子(57)が、本誌『週刊ポスト』のインタビューで「実は水着や下着での撮影を行なった直後だった」と種明かし。そして伝説の“貝殻ビキニ”の秘話も明かしてくれた。
写真集の撮影は、愛娘のソフィアさんを妊娠・出産したタイミングで刊行された『Me』(2003年)以来、実に23年ぶり。最新作では、グラビアのレジェンドとして数々の話題作を世に送り出してきた武田ならではの試みがあったと明かす。
「いまの私らしさを表現したカットはもちろん、オマージュとして、過去の写真集で人気のあったポーズも再現しています。往年のファンの皆さんならピンとくるカットが入っているので、昔の私と見比べて楽しんでもらえたら」
過去の写真集といえば、思い出されるのは伝説のあの水着──。
「貝殻ビキニですよね。今回の写真集では着ているのか……どうぞ、お楽しみに(笑)」
武田はプライベートでも、貝殻柄のビキニを披露している。
「“これ、久美子ちゃんのモチーフだから”とよく貝殻の柄や形のものを頂きますし、お寿司屋さんでも注文しないのにホタテが出てきたりして。写真集を撮影した21歳の当時は、貝殻がこんなにも自分の人生に影響するなんて、まったくもって思いませんでした(笑)。もはや体の一部のような感覚。自分でも貝殻のグッズを見つけたら手に取っちゃいます」

ジーンズから下着まで娘と同じサイズ
今年の母の日は、ソフィアさんがアレンジしてくれたレストランのメニューが貝殻型だったのだと笑う。ウイットに富んだソフィアさんは23歳となり、現在は米国内のメディカルスクール(医師を養成する4年制の大学院)に在籍。サンディエゴで暮らす武田とは、テレビ電話などでマメに母娘トークをしているそう。
「写真集についても報告しましたよ。『いま、石垣島へ撮影に来ているの』『そうなんだ』くらいだったかな。娘に了承をとらないといけないものではないですしね(笑)。
写真集は娘を出産して以来ですが、いつのまにか大きくなったなぁと、成長をうれしく感じる日々です。娘とはジーンズから下着まですべて同じサイズで、昔からなんでもシェアする仲。いままでは私のものがクローゼットからなくなっていることが多かったのが、近頃は逆にくれたりもして。20代の娘のおさがりを着るのも楽しんでいます」
人の目にとらわれず、堂々と好きな格好をして、心のままに人生を謳歌する。いまを輝く彼女に、人から言われて“うれしいほめ言葉”を訊いた。
「まずは『健康そうですね』かな。外見だけではなく内側から、心身共に美しく健康であるよう若い頃から努力してきたので、いまの私を見てそう感じてもらえたら励みになります。あとは『幸せそうですね』も、うれしいな」
毎日が充実していて、いま、幸せです──。その言葉には力がこもっていた。
【プロフィール】
武田久美子(たけだ・くみこ)/1968年8月12日生まれ、愛知県出身。1981年、「第2回東大生が選ぶアイドルコンテスト’81」でグランプリ。1982年、映画『ハイティーンブギ』ヒロインで女優デビュー。貝殻ビキニで一世を風靡し、グラビアクイーンとして活躍。2000年より米国在住。現在も美のカリスマとして熱い支持を集める。9月9日に23年ぶりの写真集『タイトル未定』(講談社刊)を発売予定。
取材・文/渡部美也 撮影/ND CHOW
※週刊ポスト2026年7月17日号